【業種】HR Techソリューション販売業
【事業内容】人材アセスメントソリューション提供
■人材データを意思決定に寄与させるためのツールが必要だった
■人材アセスメントデータをVizTactで分析し、経営アジェンダ実現に貢献
■人材データを活用した、顧客企業の経営アジェンダ実現への貢献
水谷様:このお客様には事業部全体に対する人材育成支援をさせてもらっております。その事業部では「人材の価値を最大化させよう」という方向性を掲げていらっしゃり、様々な施策を展開されています。 それらの取組の一つにマネジメント強化のための360度サーベイであるCheckPoint360°(以下、CP360)の活用があります。この取組みを継続し、3年分のサーベイデータが蓄積されていました。CP360のスコア分布を見ると、全体的にパフォーマンスが上がっており、サーベイ結果が全体に向上することは好ましいことではある一方で、スコア全体が中央化して個々の違いが出にくくなっていました。これはどう考えたらいいだろうとご相談を受けた際に、VizTactを活用し”要因分析”を行いました。
水谷様:産業界全体の発展に貢献したいと常々思っていますが、組織と人の成長はこの発展において、重要だと考えています。適切なポジションに適切な人材を配置・育成し、ジョブマッチする人材を科学的なアプローチで増やしていきたいです。
先ほども申し上げましたが、多くの経営者の方々はアセスメントデータから得られた人材データが経営の意思決定に役立つことを認識していません。現在のような歴史の転換点においては、不確実な経営環境を乗り切るための中長期的な事業戦略と、変化に順応しながら戦略を遂行するための組織と人材の力を企業は問い直されています。そこで、経営リーダーが、経営と人事の新常識を知り、これからの組織と人材の戦略・戦術立案を支援するための一連のカンファレンスを企画しています。
このカンファレンス(HRD Next 2021-2022)では、国内・海外のトップクラスの有識者をお招きして、企業経営のこれからの指針を明らかにしていく予定ですので、宜しければご参加ください。ブレインパッドさんにもコミュニティーパートナーとして参画いただいています。
<HRD Next 2021-2022の詳細はこちら>
https://www.hrd-inc.co.jp/hrd-next/2022/#
最後に、ProfileXTは世界各国展開され、日本語は33番目と最も後発でした。なので、僕たちは諸外国の先人や先輩コンサルタント方々からいろいろと勉強させてもらってきました。特にアセスメント開発元であるWiley社メンバーからは多く支援をもらい、彼らからの知見共有がなければ、現在の僕たちは存在していません。このことに対しての、深い感謝の気持ちがあります。次の10年においては、日本国内における経営に対する人材データ活用の成果や、事業に対しての人材育成事例などを世界に対して発信していきたいです。少子高齢化、デジタル化の進展、サスティナビリティ―への要請の高まりなどの構造変革の中における企業における戦略人事の実践例は各国においても参考になるはずです。各国から注目されるアセスメントを介したビジネスを展開している世界中の仲間たちに「日本は素晴らしい可能性を持っている。今度は逆に日本からもっと学ぼうよ!」といったコメントを言ってもらえるようことをイメージしています。これらの事を念頭に、日々の目の前の仕事に取り組もうと思っています。
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